リフォームや新築、不動産などの事業を手掛けるカスケホーム(岡山県倉敷市)は、6年前から本格的な働き方改革に乗り出している。FAXや電話などのアナログなやり取りを削減し、さらに3年前からは全ての案件管理を見える化し、業務フローも確立した。その結果、3年前と比較して、月平均の残業時間が25.6時間から22時間へと約4時間の削減に成功。主に導入したのが、ITツールと柔軟な働き方だ。
業務フロー固定で生産性向上
施工管理アプリ導入
リフォーム業務で課題だったのが、FAXや電話でのアナログな情報共有。職人から最新図面を送ってほしいと電話があると、それをFAXで送っていた。だが、営業が忙しいため、誤って最新ではなく1つ前のデータをFAXで送信。職人がミスに気が付いて、再送するなどの業務が発生していた。

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