日本気象(大阪府大阪市)は、ゲリラ豪雨などに備える建設現場向け気象対策ツール「お天気クラウド」の機能を強化した。
お天気クラウド
同ツールの機能は主に3つあり、1つ目は気象予測の閲覧機能。登録した現場の気象予測データを時系列で表示する。降水確率、時間雨量、風向風速、発雷確率など。
2つ目はアラートメール機能。現場に雨、雷、強風が迫った場合、熱中症が予測された時、地震発生時などに通知が来る。
3つ目は「GooGle(グーグル)地図」による現場管理機能。住所が分かりにくい場所でも、5分ほどで簡単に登録できる。
今回の機能強化で、スマートフォンやタブレットに対応し、どこでも閲覧、管理を行えるようになった。また、予報期間を10日後まで延長。
初期費用は不要で、1現場ごとに月額7000円がかかる。現場変更時に費用は発生しない。現在、1週間の無料体験を実施中。
同ツールは、竹中工務店(大阪府大阪市)監修のもと作られ、約1200の現場で導入されている。今年7月には、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録された。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
WEB限定記事(2025/07/07更新)
-
1655号(2025/07/07発行)24面
-
1655号(2025/07/07発行)9面
-
WEB限定記事(2025/07/03更新)
-
1654号(2025/06/23発行)25面