職人が足りない時にスマホで募集―――。こんな「職人」をテーマにしたウェブサービスが相次ぎ登場してきている。背景にあるのが職人不足。仕事はあるが、手が足りずに失注してしまう現状をITで改善しようと、様々なウェブサイトがしのぎを削る。
主な「職人」向けITサービス一覧
●イエール (メディオテック)
職人と元請け会社の工事の受発注マッチングサイト。設備購入や求人も可能
●ツクリンク (ハンズシェア)
職人と元請け会社の工事の受発注ができるサイト。ホームページ制作などのサービスも
●職スタ (一人親方労災保険組合)
職人と元請け会社の工事の受発注ができるサイト
●請なび (イニハンス)
職人と元請け会社の工事の受発注ができる。専用アプリも
●建サク (建サク)
職人と元請け会社の工事の受発注。電話での紹介も
●職人館 (エントランス)
リフォーム工事やクリーニングなどを依頼したいユーザーとプロの職人とを結びつけるマッチングサイト
●請負市場 (建設業請負情報センター)
職人と元請け会社の工事の受発注マッチングサイト
●職人さんドットコム (職人さんドットコム)
プロショップの検索、ルート案内サービス
●建設アントレnavi (アロッツ)
将来、建設会社の社長になりたい人向けの求人サイト
●Reform Pad (オクト)
職人と営業マンのコミュニケーションや工程管理をオンラインでできる
300社が登録
「仕事がない職人がいる一方で、手が足りない元請け会社がある。これをネットでマッチングできたら効率的」。こう話すのは住宅のプロ専用のアプリ「ieell.jp(イエール)」を立ち上げたメディオテック(東京都新宿区)の五十畑光二ディレクター。

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