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火災保険トラブル増加、わざと屋根壊す悪徳業者も

火災保険トラブル増加、わざと屋根壊す悪徳業者も

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 火災保険を使ったリフォームトラブルが増加している。国民生活センターの発表によれば、「保険金が使える」という修理サービスに関する相談件数は、年々増加しており、2013年で707件。多額の解約金を請求するなどの悪質なケースが報告されている。

悪質業者がわざと壊したと思われる屋根瓦(提供:アイプロ)1悪質業者がわざと壊したと思われる屋根瓦(提供:アイプロ)2悪質業者がわざと壊したと思われる屋根瓦(提供:アイプロ)

解約に保険金の半額要求

 「風害で屋根瓦が壊れています。火災保険金を使えば、保険金の範囲内で修理するので自己負担はありません。保険金の申請は当社が行いますよ」岐阜県に住む60代の男性は、以前家の修理を依頼した施工会社の担当者から、突然このような話を持ち掛けられた。なじみの担当者なら信用できると思い、申請代行を依頼。保険金は振り込まれたが、1カ月後、工事も始まっていないのに「保険金を全額振り込め。工事を解約するなら保険金の50%を支払え」と強引に要求。事前にこのようなことはまったく聞いていなかったため、男性は大いに困惑した。

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