本紙「リフォーム売上ランキング」で東北エリアナンバーワンのリフォーム会社オノヤ(福島県郡山市)。リフォーム売上高は前期ベースで30億円。小野浩喜社長は、「不動産、家具販売事業を合わせた全体売上高は、今期40億円近くいく」と話す。事業を多角化し、リフォーム事業を拡大させる、同社の強さの秘密に迫った。
オノヤの1000万円超えのリフォーム事例。家具コーディネートも同時に行う
6年で売上2.5倍に成長
オノヤの快進撃が始まったのは2009年。当時は4店舗で12億円と、中堅リフォーム店にすぎなかったが、それから約6年で7店舗30億円まで成長した。
平均工事単価も上昇。新規顧客の場合、2009年は約200万円だったが、今では300万円になっている。本紙で実施した調査ではリフォーム会社の平均単価は80万円で、同社の平均単価は新規顧客に限定しても全国平均を大きく上回る数値となっている。
6年で売り上げを2.5倍まで拡大させた要因は、2009年に開始した不動産と家具販売事業。中古住宅購入とデザイン性の高いリフォーム、家具コーディネートをひとまとめにして「ワンストップ」で提供するモデルがヒット。

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