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ラウンジを「働く場」に
全国で「ソーシャルアパートメント」2000室を供給するグローバルエージェンツ(東京都渋谷区)が、京都の商業ビルを改修し、ホテルに生まれ変わらせた。「The Millennials(ザ・ミレニアルズ)」という名称の同施設は、京都滞在を予定する若い世代の注目を集める。
「ザミレニアルズ」のラウンジ
ホテルの入り口
ラウンジがコワーキングスペースに
同ホテルの休眠スペースを見れば、カプセルホテルのような印象を受ける。実際、寝室はカプセルになっている。ところが、一般的なカプセルホテルの多くが安く、ただ宿泊することを目的とするのに対し、同ホテルは国内外の旅行客、出張者のみならず近隣の利用者など、多様な利用層を想定しており、交流ができる仕掛けになっている。
一般的なホテルのラウンジになっている部分は、同ホテルでは充実した共用部になっている。コワーキングであることから、ワークデスク、ミーティングスペースは当然のこと、なんとキッチンやダイニングスペースまで備わっている。しかも、それらは宿泊者は自由に使うことができる。そのため、従来型のカプセルホテルのような、「寝る直前まで外で過ごし、寝るためだけにチェックインし、すぐに就寝」という利用ではなく、「眠るまでをホテルの共用部で過ごす」という滞在スタイルが可能になるのだ。
スペースにあるキッチンも利用できる
この記事の関連キーワード : グローバルエージェンツ コワーキング ホテル 東京都渋谷区

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