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「200年保つ家を」
ボルト金具を一切使わない、「ぬき作り」という伝統工法で家を作る大工が林建築(岐阜県高山市)の林修巳氏(52才)だ。林氏は一人親方として年1戸の新築住宅を建てるかたわら、古民家の再生にも取り組んでいる。
←林修巳 氏
「伝統工法の仕組みを知らずにいち部分だけ今風に改修すると、かえって建物の良さが失われる」と林氏は嘆く。
「ぬき作り」工法の住宅は、地震が発生したとき、揺れの力を建物全体に逃がすことで倒壊を防ぐ免震性の高さに特徴がある。そのため、1箇所でも耐力壁を作ると、免震性が失われ、かえって建物の耐力がなくなるという落とし穴がある。

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