・部屋の「ニオイ」問題について、対策に取り組むナオス・テックに話を聞いた
・空気中の物質を数値化し、臭気物質の原因追求まで行える技術を確立
・測定結果に合わせた薬剤で、臭気物質やシックハウスの元となる物質も無害・中和化させる
~注目テーマ・空気環境改善~
孤独死による事故物件の増加やペットとの共生率の上昇により、部屋の"ニオイ"が問題になっている。染み付いた臭気は通常のリフォームでは対策しきれない場合も多い。効果的なニオイ対策に取り組むナオス・テック(東京都墨田区)に話を聞いた。
ニオイの原因物質は様々
原因特定で的確な対策
ニオイといってもタバコやペット、カビや孤独死などによるもののほか、アロマやスパイスなど、生活者の多様化によって臭気の種類も増えてきている。
「特に事故物件や火災後の臭気は対策が難しく、何度やってもニオイが取れないケースが多いです」(佐藤喜政会長)
一般的な対策は、壁のクロス張替えや床の交換などの修繕。オゾンなどによる消臭である程度の効果が見込める。しかし、コンクリートや建材の内部まで染み込んだ複雑なニオイを断つのは難しい。こうしたニオイの対策を行うには見えない臭気の原因が特定し、的確な対策を取ることが必要だ。

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