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本社にはリノベ体感型のショールームを用意

リノベーションビジネスで急成長しているのがビスタ(東京都練馬区)だ。下請けのハウスクリーニング業から元請けのリノベ会社に業態転換し約2年間で5億円規模まで拡大。背景にあるのは、集客・営業・人材育成・評価の工夫だ。
集客、営業、育成評価の仕組み化
参入で売上2倍超
ビスタは2016年設立。賃貸住宅のクリーニングや現状回復工事を法人などから請け負う会社としてスタート。2022年にその事業を閉じ、2023年ごろから本格的にBtoCのリノベーション事業へと大きく転換した。
商圏は東京・埼玉・神奈川。本社を東京の練馬に構え、横浜営業所と2拠点体制。営業やマーケティングを担う社員9名と業務委託2名の計11人が在籍。リノベ事業を開始してからまだ2〜3年だが、2025年8月期の売上高は約5億円。売上の内訳はリノベーションで、約4億5000万円にのぼる。その他は不動産事業。リノベ案件の平均単価は約1000万円だ。事業転換前の単価は10万円だったため、単価は約100倍に上昇。売上も2.5倍に伸びた。
同社代表取締役の橋本純氏は次のように語る。「顧客は30〜50代の中間層が多いです。すでに持ち家がある人や中古マンション購入者に加えて、相続物件を二世帯住宅にリノベーションするケースも多いです」
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