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【空き家リノベでひとり親向けシェアハウスへ(2)】シングルズキッズ、水まわり拡充・子を意識したシェアハウスへ

【空き家リノベでひとり親向けシェアハウスへ (2)】シングルズキッズ、水まわり拡充・子を意識したシェアハウスへ

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特集:空き家活用
空き家リノベでひとり親向けシェアハウスへ

 シングルマザーを、シェアハウスで救おうという動きが出ている。とりわけ注目されているのが、中古戸建ての空き家改装だ。なぜ、シングルマザー向けシェアハウスが必要で、中古戸建ての活用がいいのかをリポートする。今回、事業者2社を紹介。全国的にシングルマザー向けシェアハウスを普及させるべく奮闘する非営利活動法人と、実際に中古の空き家戸建てをリノベーションした会社だ。

風呂、洗面台を3つ用意

 空き家になっていた築40年超えの店舗兼住宅をシングルマザー向けシェアハウスにリノベーションした事例の1つが、「MANAHOUSE(マナハウス)上用賀」だ。2017年5月に入居者募集を開始し、現在は6部屋中4部屋に入居者がいる。

シングルキッズ 外観はほとんど変わっていないので、一見すると普通の戸建てに見える外観はほとんど変わっていないので、一見すると普通の戸建てに見える

 マナハウス上用賀を運営するのは、ひとり親とその子供の支援を手がけるシングルズキッズ(東京都世田谷区)。同社が借り上げ、賃借人が同居する。

 リノベーションで心がけたのは、水まわりの拡充と子供への配慮だ。まず、洗面台を1カ所から3カ所まで増やし、完成後に入居者から出た意見を反映し、子供用の背丈の低い洗面台を新設した。洗濯機や風呂も3カ所と、複数の親子が暮らしてもなるべくバッティングしないようにしている。

シングルキッズ 子供用に、高さの低い洗面台も設置子供用に、高さの低い洗面台も設置

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