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原状回復不要なDIYプラン
オンラインショップ「DIY FACTORY」を運営する大都(大阪府大阪市)は、原状回復不要の賃貸DIYプランをプロデュースした。
15万円でできるDIYプランをプロデュースした
プロデュースしたのは、7万2000戸以上を管理するJKK東京(東京都住宅供給公社)が提供する賃貸住宅。居住者が自由にDIYを行うことができる原状回復不要の部屋「シンプルDIYプラス」だ。
「シンプルDIYプラス」の対象となる物件は築50年以上の団地。壁を塗装し、畳の上からクッションフロアを貼ったり、押し入れの内側を塗り替え、ふすまを撤去してオープンクローゼットにするなどのDIYを15万円で行った。同物件に住む場合には家賃が2年間20%引きになり、入居時に15万円かけてDIYをしても、2年間住めば元が取れるという仕組み。
大都は、今回プロデュースした部屋を入居者自身で再現できるDIYセットをオンラインショップで販売し、施工方法も公開する。
「賃貸でも自分らしい暮らしができるようにしたい。東京の30代の7割が賃貸に住んでいて、その世代が自由な暮らしをするようにならないと住宅購入の選択肢が新築一辺倒になってしまいます。日本の新築神話を何とかしないと空き家問題は解決されません。東京一の大家であるJKK東京さんと大きな波を起こしていきたい」(山田岳人社長)

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