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年商3億円のリノベーション会社9(ナイン・大阪府大阪市)は、宿泊施設や別荘にプライベートサウナをリフォームする新サービス「サウナ&バケーションレンタルSAUN9NE」を開始した。同社は年間30件のリノベーション実績のうち、約半数が商業施設やオフィスだ。今後サウナも提供し、宿泊者や滞在者に「+ととのう体験」を付与していく。
建物に合うデザインを提案
水風呂は坪庭に用意。ガーデンチェアもあり、外で休憩がとれる
このサービスでは、空き家や空きビルを所有しているリフォーム検討者に、主に2つの提案をしていく。1つ目は「どんな建物に生まれ変わるか」。2つ目は「建物のデザインや機能に合うプライベートサウナ」だ。サウナは銭湯や温泉など公衆浴場内ではなく、予約制の個室で想定。またプロデュースやデザインだけではなく、自社で運営も行う。
10月には、1号店である1軒貸し切りの宿泊施設「サウナ&バケーションレンタルSAUN9NE(サウナイン大阪東心斎橋)」をオープンした。2年前に民泊として再生した築60年の古民家に、サウナを導入。寝室やリビングは墨色や石張りで重厚感があり、サウナスペースでもこのデザインに統一した。リビング内にあるサウナは、床を石張りにしガラスで区切り、一体感を演出している。サウナ内にはサウナストーンがあり、水蒸気を発生させるロウリュを楽しむことが可能。また墨色の水風呂とガーデンチェアは、坪庭に設置した。庭スペースも、墨色の壁で囲まれている。サウナと水風呂に入った後の休憩は、外の空気に触れながら堪能できる。サウナスペースの工事費は、水風呂の浴槽や配管工事など、600万円台になった。
ガラス張りのサウナ内にはサウナストーンを用意。ロウリュが体験可能
プライベートサウナに注目した理由を、久田一男CEOはこう話す。

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