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新築注文住宅事業とリノベーション事業を手掛けるアートテラスホーム(神奈川県横浜市)は、性能向上リノベーション事業を強化している。今年4月、築36年の2階建木造住宅をフルリノベーションし、同社初の性能向上モデルハウスを完成させた。古い住宅を単に修復するだけではなく、省エネで快適な家にすること、そして人口減少における空き家の問題解決につなげることを目的にしている。
人口減少と空き家問題に対応
夏でもエアコン27度
リビングは開放的になり、構造材は静岡県の天竜ひのき、柱と梁、フローリングと壁には天竜杉を使用している
新築事業で4億円、リフォーム・リノベーション事業で2億円を売り上げる同社は、2年前から性能向上リノベーションに動き出した。「家の中が暑い、寒い」「耐震が心配」など、住宅性能に関する相談が増加しているからだ。こうした顧客のニーズに応える形で、自社の性能向上リノベーションモデルハウスを設計した。
物件は、市内金沢区で空き家になっていた中古木造2階建ての戸建て住宅。延床面積は40.82坪で、会社で買い取り、パッシブデザインの基準を組み込んだ性能向上リノベーションを行った。
例えば、開口部はすべてYKK AP(東京都千代田区)のAPW330の二重サッシを採用した。高さは2.2メートルと高く、道路側に面した1階の西側に3枚取り付けた。玄関には高断熱ドアD50を採用している。
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