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阪急不動産(大阪府大阪市)は、中古不動産仲介とリノベーションの一貫提供事業に本格参入する。これに伴い、新ブランド「リノブルーム」を立ち上げた。同ブランドで初年度目標として、10~20件の受注を目指す。
新ブランドのロゴマーク
これまで同社では、不動部門とリノベーション部門はあまり連携しておらず、中古仲介からのリノベーション施工事例は少なかった。リノブルームでは、中古物件探しからリノベーションの内容を決めるまで、一貫して同社のリノベーション担当者が対応する。
同ブランドでは、フルオーダーメードの「自由設計型」と、ユーザーが決められた住宅設備や内装材を選んでリノベーション内容を決める「セミオーダー型」のプランを用意。セミオーダープランの詳細は、まだ未定だが、1平米当たり10万円ほどで定額で提供する計画だ。
また同社の新築マンションブランド「ジオ」シリーズで採用している、「ジオフィット」のシステムを取り入れたオリジナルキッチンを提供する予定。
集客はホームページと、同社の不動産仲介店舗、阪急ハウジングプラザで行う。対象となるのは大阪府が梅田店、千里中央店、茨木店。兵庫県が西宮店、宝塚店。今後ハウジングプラザで同ブランドのイベントを開催し、認知度向上を図る。
「当社の知名度、新築を年間約1500戸提供する安心感をバックボーンにユーザーにPRしていきます」(古城昭洋課長)
同社のリフォーム受注数は約700件。ブランドの担当者として6名が在籍する。

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