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優れたリノベーションの施工事例を決める「第1回リノベーション・オブ・ザ・イヤー2013」の審査結果が発表され、総合グランプリはブルースタジオの「FURNITURE半身浴」に決まった。同コンぺはリノベーションの楽しさ・魅力・可能性を発信する目的で、リノベーション住宅推進協議会が開催した。
総合グランプリ・800万円以上部門 「FURNITURE半身浴」(ブルースタジオ)
リノベ費用ごとに作品選定SNSでユーザー評価も
ブルースタジオのグランプリ作品は、夫婦2人が築45年のマンションを改修した事例。棚やテーブル、キッチン、その他造作家具の高さを70センチにそろえることで空間の広がりを生み出した点が特徴となっている。
選考委員長の島原万丈氏は「新築であれリノベーションであれ、マンションの空間プランニングは平面図を中心に考えられる。ところがこの作品は、生活動線を司る通常の平面図に加えてもう1枚、視線の平面図を描くことで創り出された空間。マンション専有部を平面ではなく立体として捉えることで初めて可能になるアイデア」と評した。
今回のコンテストでは151作品が集まり、800万円以上、800万円未満、500万円未満、300万円未満など、施工費用で分類。各価格帯別に優秀作品を選出した。その他に、R1住宅特別賞、クールジャパン賞などもある(下記参照)。
300万円未満部門 「再びリノベーション ~こどもべやができた夏~」(錬)
500万円未満部門 「ウナギノオウチ」(インテリックス住宅販売)
800万円未満部門 「畳のロフト、窓のあるお風呂など、一人仕様を極めたワンルーム」(錬)
無差別級部門 「築40年プレハブアパート再生『さくらアパートメント』」(ブルースタジオ)
無差別級部門 「大正時代の京町家をシェアハウスへとリノベーション」(八清)
- R1住宅特別賞
「ユカMANIA」(サジェスト)
「自然素材に囲まれた味わい深いワンルーム」(アート&マテリアル) - 再販リノベーション特別賞
「美味しい食パンHOUSE『あなた仕上げで創る家』」(コスモスイニシア)
「練馬石神井台の家」(リビタ) - クール・ジャパン賞
「一棟貸し宿泊施設に生まれ変わった洛中の京町家」(八清) - パブリック賞
「空のリビング」(アポロ計画) - エンターテイメント賞
「走るリノベる。バスツアー」(リノベる) - 最大「いいね!」獲得賞
「ヘリンボーンに貼ることで床がリズムを刻み...」(9「ナイン」)
1次審査はウェブ上にアップされた事例の閲覧数やフェイスブック、ツイッターなどのSNSでの反響を元に、ノミネート作品を決定。ユーザー目線を重視したコンテストとなっている。

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