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オンライン住宅雑誌「fevecasa」リニューアルエヌ・ディ・エヌ

オンライン住宅雑誌「feve casa」リニューアル エヌ・ディ・エヌ

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 理想の暮らしイメージを検索できるサイト「feve casa(フェブカーサ、運営エヌ・ディ・エヌ)が10月15日にリニューアルオープンした。従来、住空間デザイン事例を掲載できるのは、建築家に限られたが、対象業種をリフォーム会社、工務店へと拡大。掲載するとエンドユーザーに向けた自社PRのほか、どの事例が人気かのマーケティングにも活用できる。

エヌディエヌ、掲載事例は1万5000件超
掲載事例は1万5000件超

 「feve casa」とは、掲載された多数空間デザイン事例から直観的に自らの好みを探し出すエンドユーザー向けオンライン住宅雑誌。単にサイト内を閲覧する利用方法のほか、「sumu診断」機能を利用するとデザイン提案を受けることも可能。デザイン事例の下部につけられた「Like!」表示をクリックすると自身のアルバムに事例がストックされ、傾向に基づいた事業者の紹介も受けることができる。

 「家づくり、リフォームの際はプロ任せの場合が多いと思います。このサイトは欲しい住宅を明確化するためにあります。住宅展示場、リフォーム会社に行く前に『こんな家欲しいよね』とイメージしてもらうサイトです」(中野聡社長)

 リニューアルをきっかけに、空間のイメージを具体化するシミュレーションができるサービス「my feve album」も開始した。気に入ったデザイン事例の出力画像と間取りシートが郵送で届けられ、そこから部位ごとの理想空間を家族と話しながら作り上げていけるサービ。Web上で依頼をすると、月1回無料ではがき大の事例と大判の間取りシートが届く。

 同サイトの利用料は事業者、ユーザーとも基本無料。一部に有料サービスもある。掲載者は事例ごとの「Like!」数を確認できるので、どの事例が人気かの調査にも利用できる。

 現在ユーザー訪問数は月間約35万件。掲載事例数は1万5000件を超えた。来年の3月末までに、1000社の専門家(建築家、リフォーム会社等)の登録と、月間100万件のユーザー訪問、10万点の事例掲載を目指す。

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