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一棟リノベーション強化、デザイン重視ゼウスリアル

一棟リノベーション強化、デザイン重視 ゼウスリアル

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 ゼウスリアル(東京都渋谷区)は賃貸マンションの1棟まるごと再生を強化する。このたび神奈川県横浜市にある築26年の賃貸マンションを取得。外装と空室を再生した後、投資家に1棟まるごと売却する。

 横浜市の賃貸マンションは全12部屋。4部屋が空室。これらはスケルトン改修する。各部屋には「キャンディ」、「ビーチ」、「チェス」、「レトロブリック」といった名前を付け、それぞれの名称に合わせた意匠に変える。

 例えば、「チェス」では壁紙等のカラーを白黒のコントラストにする。リノベーションすることで、一般的な賃貸住宅と差別化を図る。また、外装も劣化補修と塗装を行う。

 岡田良磨取締役は「まず12月~1月ごろまでに部屋を満室にし、1年以内に売却を見込んでいます。室内も外装もリノベーションされていますので投資家の方にとっては魅力的な物件になる」と話す。

 同社ではこのスキームによる再販は3棟目。空室が多いマンションを1棟まるごと購入し、再生して入居者を付けた後に次のオーナーに売却している。同社は中古住宅の再販事業をメーンにしており、年商は約8億円。

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