- トップ
- > 中古住宅・リノベーション
- > DIY用工具の専門店登場「DIYFACTORYOS...
大阪にオープンした「DIY FACTORY OSAKA」が話題だ。その名の通り「DIY」用工具に特化した専門店。販売の他、「自分で作ること」の魅力を発信するイベントも行っている。運営するネット通販の大都(大阪府大阪市)にその狙いを聞いた。

ネットショップがリアル店舗を開設
特徴(1) 工具を体感できる
海外ブランドも
「土日には1日で200名来場されることもあり、お客様の数はどんどん増えていっています。」こう話すのは、広報の数田知香さん。
「DIY FACTORY OSAKA(以下DFO)」はDIY用工具を販売する専門店。今年の4月、大阪市浪速区にオープン。プロ向けの工具専門店は従来からあるが、エンドユーザーをターゲットにした専門店は全国的にも珍しい。

DIY工具のセレクトショップが大阪・南海なんば駅近くにオープン
店内には24メーカーのアイテムを厳選した約500アイテムを展示している。種類は、のこぎり、ハンマー、ドライバー、ペンチ、レンチ、脚立、グローブ、マスキングテープ、塗料、道具箱など。DIYで使うアイテムが一通りそろっている。
ユニークなのは、機能もデザイン性にも優れた海外ブランドものを取り扱っていること。例えば、ドライバーは「最高のもので最高の仕事をする」という理念を掲げるスイスの「SWIISS TOOLS」。また、道具を入れる腰袋などワークギアは耐久性と利便性を追求したアメリカの「Ergodyne」。

国内外さまざまなブランドから個性的なアイテムを厳選して紹介している
その他、子供用の工作キットはイスラエルの「RED TOOLBOX」製だ。同社が独占販売しているものもあり、ここでしか買えないアイテムもある。
特徴(2) 国内外の個性派グランド
使い勝手を試せる
主要商品の1、2割ほどは実際に使うことができる。例えばのこぎりで木材をカットしたり、ドライバーで釘をうったり、レンチでボルトを締めたりできる。

のこぎりで木材をカットしたり、工具の使い勝手を体験してから購入できる
実際に見て体感してもらうことが、店舗開設の狙いだと数田さんは話す。「私たちは工具のネット通販をずっとやってきています。様々なメーカーのアイテムを扱っているにもかかわらず実際に見てもらったり、使い心地を伝えられていないなと感じていました。DFOではそれを解決したい」
同社は創業78年の工具卸の老舗。現在は卸業ではなく、ネットによる直販が主力。2002年よりウェブサイト「DIYツールドットコム」を運営。約80万点のアイテムを取り扱っており、プロ・エンドユーザーに販売。店舗ではその場で買わずに、見て、体験して、後ほどネットで買うということも可能となっており、リアルとウェブビジネスを連動させている。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1654号(2025/06/23発行)29面
-
1654号(2025/06/23発行)23面
-
1654号(2025/06/23発行)17面
-
1654号(2025/06/23発行)36面
-
1653号(2025/06/16発行)13面