有料会員登録で全ての記事がお読みいただけます

太陽光発電に融雪を付加、床暖房の仕組み応用カンキョー

太陽光発電に融雪を付加、床暖房の仕組み応用 カンキョー

このエントリーをはてなブックマークに追加

 床暖房の開発・販売を行うカンキョー(東京都練馬区)は、床暖房の技術を改良した、太陽光発電に融雪を付加できる「スノーレスヒーターE‐DAN」の本格的な販売を開始した。

「スノーレスヒーターE-DAN」
「スノーレスヒーターE-DAN」

 同社の「遠赤外線PTCフィルム床暖房E‐DAN」を改良したもので、太陽光モジュールの裏側に接着することで融雪効果をもたらす商品。

 外気温が-15℃でも太陽光パネルの表面温度が18℃以上になり、降雪地域でも融雪と発電の二重効果が期待できる。

 雪下ろしによる転落事故の防止、都心部の住宅密集地の落雪による近隣トラブルを避けるためなどのニーズがあるという。

 これにより、同じPTC フィルムの商品で、「家の中の暖房」と「家の外の融雪+発電」が提案できるようになる。

 「健康、エコ、安全をキーワードに床暖房のリフォームをするお客さんに、合わせて太陽光や融雪の提案を、また太陽光のお客さんに融雪と内装の提案ができます」(北原武司会長)

 フィルムは0.25mmの厚みなので、直貼りの床でも天高を減らさずにリフォームができる。

 「スノーレスヒーターE‐DAN」本体はW600mm×L900mm×H10mm、質量750g。様々なメーカーの太陽光パネルに後付けで設置可能で、発電効率、耐久性にも支障がないという。

この記事の関連キーワード : エコ カンキョー 内装 太陽光  床暖房 東京都練馬区 発電 耐久

毎日ニュース配信中!リーフォーム産業新聞公式LINE

リフォーム産業新聞社の関連サイト

閉じる