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福岡県住宅供給公社はこのほど、団地タイプ住戸改修事業・企業開発提案競技プロジェクトで優秀案を選定した。
同プロジェクトは、1975~85年に都市郊外に建設され今も使用中の賃貸用住棟のうち、空き家の住戸56.81平米について、民間企業の開発技術やノウハウを生かし、1戸あたり350万円の予算で改修・供給する目的で企画。「企画、解体、改修工事、仲介あっせん」までをパッケージ化して、主体的に事業を行うことを条件に昨年11月に募集した。
応募資格をクリアした6つのJV(共同企業体=複数の民間企業からなるチーム)が提案。
最優秀案に選ばれたのは「新婚・子育て世代のためのリノベーション」。不動産プラザ(北九州市)、タムタムデザイン一級建築士事務所(同)、不動産中央情報センター(同)、トーマスリビング(福岡市)、駅前不動産(久留米市)の5社からなるJVの提案で、福岡市西区の壱岐団地で3月末の披露に向け準備を進めていく。
同公社は、350戸ほどの空き住戸リノベーション実績を持つ。低廉で良質な団地リノベーション物件の商品価値を高めていくのが狙い。

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