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中古リノべの新業態ひかリノべ、マンション仲介に改修パック提案

中古リノべの新業態 ひかリノべ、マンション仲介に改修パック提案

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 ネクサス・アールハウジング(東京都墨田区)のグループ会社「ひかリノべ」(同)は3月24日から、中古マンションのリノベーション事業を開始した。

本社内にモデルルームも
本社内にモデルルームも

 中古住宅の仲介、リノベーション、住宅ローンをワンストップで提供するサービスとなる。ターゲットは3000万~4000万円の予算を持つ住宅1次取得者層。

 営業エリアは東京、神奈川、埼玉、千葉。営業担当は「コーディネーター」と呼ばれる4人と設計・施工管理が4人。

 リフォームは1平米ごとに価格が決まる定額制の全面改装パッケージ。例えば60平米の場合、1平米14万円。プランは「ナチュレ」「アーバン」「ヴィンテージ」の3種から選択可能。「ナチュレ」であれば、床に無垢材を使うなど木質感のあるテイストに仕上がる。

 また、中古住宅の仲介については業務提携する不動産会社と連携して行う。現在、100社ほどとパートナー契約を結んでいる。ウェブサイトでは提携する不動産会社から集めたリノベーション向きのマンション情報を紹介していく考え。

 物件内見前にユーザーから希望の改装内容をヒアリングし、リノベーションの完成後がイメージできるパースを作成。パースを用いながら室内を見学する。

 また、物件取得費用と改装費用を一体ローンで組む。販促についてはセミナーを中心に行う。

 三浦英樹社長は「来年の2月段階では月間10棟できる体制にしていきたい」と話す。今後は中古マンションを買い取ってリノベーションした物件をモデルルームとして活用していく考え。

 ネクサス・アールハウジングは2007年に設立。ビルダー向けの小規模修繕サービスなどを手掛け、これまで1万2000件ほどのリフォーム実績がある。売り上げ規模は22億円。

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