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【ショールーム研究vol.13】とある自宅をリノベしたgrooveagentのオフィス兼SR

【ショールーム研究vol.13】とある自宅をリノベしたgroove agentのオフィス兼SR

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ショールーム往訪Vol.13

不動産仲介とリノベーションの設計・工事を行うグルーブエージェント。同社の中古物件×自由設計リノベーションブランド「ゼロリノベ」のショールームを兼ねているのが、外苑前本社である。人気の要素を詰め込んだというショールームの魅力に迫る。

groove agent ゼロリノベ外苑前本社

(東京都港区)

65平米マンションに人気の要素を凝縮

モルタル一体成形のキッチン×ベンチ×靴箱

groove agent 2面から光が差し込む明るいLDK2面から光が差し込む明るいLDK

groove agent ベンチと一体型のモルタルキッチンベンチと一体型のモルタルキッチン

無垢フローリング、モルタルの造作キッチン、コンクリート現しの天井、白と黒にナチュラルな木を組み合わせたインテリア......。顧客に人気の要素をぎゅっと集めたのが、東京メトロ銀座線「外苑前」駅から徒歩4分の、ゼロリノベ外苑前本社だ。2019年の購入当時に築48年、2LDKだった65・52平米のマンションを、大胆にリノベーションしている。

2面がバルコニーに面した広いLDKは、顧客と打ち合わせをするラウンジとして活用。モルタルで造作したL字型のキッチンは、そのままリビング側に延びてベンチになっている。さらに、キッチンの玄関側はニッチがくりぬかれて靴箱も兼ねている。キッチン、ベンチ、靴箱の3つがモルタルで一体成形されているのだ。「これを見て、モルタルキッチンを採用されるお客様が時々います」とグルーブエージェント取締役で一級建築士の西村一宏氏は話す。

キッチンの床のタイルは、バルコニーに沿って1メートルほどの幅で延びて、そのままインナーテラスになっている。「半屋外のインナーテラスがあると、外に出しっぱなしにしたくないサンダルや植物を室内に置けて、便利なんです。これもお勧めの要素の1つです」(西村氏)。190ミリ幅のオークの無垢フローリングと青と白のモダンなタイルの対比も美しい。

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