グローバルベイス、買取再販の販売単価が1億円超え

関東、関西の高価格帯マンションを中心に買い取り、質の高いリノベーションを施して販売しているのがグローバルベイス（東京都渋谷区）だ。富裕層がメインターゲットで、タワマンの取り扱いも多く、販売平均価格は1億円を超える。2025年2月期は販売戸数436戸。売上高は前年比約26％増の約474億円だ。

436戸販売で売上高474億円に

件数減も増収に

同社は2002年に設立。リノベーションという言葉が世の中に浸透する前から、中古マンションのリノベ再販を手掛けてきたと、同社の創業メンバーの1人でもある常務取締役、野田清隆氏は話す。

「扱う物件は3000万円台もあれば、5億を超えるものもあります。リノベの質にこだわりながら、世の中の情勢に合わせて注力する部分をシフトしてきたことで設立以来、黒字が続いています」（野田常務）