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戸建て物件の買取再販で性能向上リノベーションを手掛けるのが、まごころ本舗(新潟県五泉市)だ。年5、6件の買取再販物件を販売し、そのすべてで長期優良認定住宅を取得できる工事を行う。同社が性能向上リノベーション時に意識するのが、補助金の活用。その理由は、施工する際の自社負担を減らし、買主の認知度をアップするためだ。
制振ダンパーで
耐震補強
(上)内装は、木と白色が基調になっており、水回りなども一新している
(下)リノベーション前の状態
同社は年5、6件、戸建ての買取再販を手掛け、売上高は前期約5億円。内訳は、買取再販と請負で行うリノベーション事業とが半々だ。前期は、能登半島地震による地盤の液状化被害の対応を手掛け、沈下修正工事を年10件行った。
同社は、買取再販で長期優良認定住宅を取得する。リフォームにおける長期優良認定住宅制度は、2016年に開始。認定基準は、耐震性の場合、耐震等級(倒壊等防止)等級1の基準(既存住宅)に適合すること、省エネ性では断熱等性能等級5以上、かつ一次エネルギー消費量等級6であることなどだ。
同社の平田未来新潟支店支店長は、「断熱等級5、6、上部構造評点は1.1、1.2あたりを常に目標にしています」と語る。新潟県は冬には雪が降るため寒く、一方で夏は暑い日が多いのが特徴。また無断熱の戸建て物件も多いので、中古物件を購入した層がそのまま住むのは厳しい。そこで、同社では中古物件を買い取って性能向上リノベーションを行うことで快適な家づくりを行う。

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