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(写真:リユース店「山脈」の店内)
空き家の再生を手掛ける廃屋(兵庫県神戸市)は、築60年超の空き家を買い取り、リユース店兼住居として生まれ変わらせた。かつて屋根も抜け、20年以上放置されていた木造2階建ての建物だった。
リユース店の名前は「山脈」。店内には、解体現場から回収した建具や柱、食器、床板を活用した家具などの雑貨が並ぶ。例えば、使われていた木材を皿やトレーにリメイクした商品や、廃材を組み合わせて作った店舗用什器も販売している。「建物の改修で出る残置物は、ほとんどが廃棄されます。その捨てられるものを生かしたお店にしたかった。磨いたり、形を変えることで、誰かの手元に届けられるようにしたい。環境問題や循環型社会が注目されるなかで、古物を日常で使うことに意味があります」と、広報担当で山脈店長の丸山僚介氏は語る。

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