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中古住宅の相場価格がネットで分かるサービスが、続々と登場している。これまで不透明だった中古不動産の相場を明らかにすることで、各社、流通の活発化を狙う。すでにアメリカなどでは一般化していることもあり、日本でも広がりが期待される。
今まで不透明だった不動産価格がネットで分かる
わずか5秒で相場が判明
「今の世の中、高額なのにこれほど価格が不透明なのは、不動産以外にはない」。そう話すのは、プロパティエージェント(東京都新宿区)の中西聖社長。
同社は、昨年10月に、不動産相場サイト「ふじたろう」を公開。不動産価格のビックデータと人工知能を活用し、全国の最新相場と一年後の予測相場を算出する。
例えば「東京都世田谷区」と打ち込めば、地図上に平米売買価格の相場と過去の物件取引情報を表示。これから買おう、売ろうと思っていた物件の相場価格を、業者に連絡しなくても自宅から簡単に調べることができる。
ふじたろう(運営会社:プロパティーエージェント)
中古マンションの相場価格と1年後の予測相場を表示
ITベンチャー企業コラビット(神奈川県横浜市)も同様のサービス「HowMa (ハウマ)」を昨年8月に開始した。同社はリノベる(東京都渋谷区)と提携しており、リノベるのサイト上で気になるエリアの相場を調べることができる。大手企業も相場サイトへの参入を開始している。ネクスト(東京都港区)は、昨年10月に「HOME'S プライスマップ」を公開。150万戸の参考価格を表示する。
HowMa(運営会社:コラビット)
地図上に全国の相場価格を表示

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