人材派遣や教育研修を行うイマジンプラス(東京都渋谷区)は、第2の人生の新しい形を提案する「匠プロジェクト」を始動。その上で定年後を含む中高年向け大工・職人の養成学校「匠アカデミージャパン」を開校した。
同社社長で匠アカデミージャパン理事長の笹川祐子氏は、開校の狙いを次のように話す。「少子高齢化に伴い25~35歳までの若年層は転職市場で需要が高い一方、40、50代の転職は難しい事に問題意識を感じていた。そこで50~70代の中高年層に人生の第2幕で新しいことに挑戦してもらい、そのための場所を提供できないかと考えた」
キャッチフレーズは「肩書きを下ろし、腕前をあげ、生涯現役」。主に55歳以降の中高年を対象に定年後の人生も充実させる「インテリ・ガテン」の働き方を提案する。インテリ・ガテンとは知識人でありながら体を使った仕事ができる「知識人としての匠」を持つ者のことだという。
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