・水まわりのリフォームを強化する外装工事会社が急増
・背景にあるのは、外装工事のリピートの低さ
・塗装会社3社に、実際の取り組みと今後の戦略を聞いた
低いリピート率を改善
水まわりのリフォームを強化する外装工事会社が急増している。中にはショールームまで出店する社もあり、外装とは別の売り上げの柱に育てようとするケースが目立つ。背景にあるのは、外装工事のリピートの低さ。OBに水まわり提案をして受注を伸ばそうとしている。
水まわりリフォームを強化する主な外装工事店
年商8億4000万円の塗装会社さくらペイント(大阪府高槻市)は、年内に水まわり機器を展示する支店をオープンする。
高槻市内に開設する新店舗は4階建てのビルで、1階は戸建てのLDK空間を体感できる。営業活動で活用する。
同社は6年前に水まわり改修を開始し、現状は年商の約2割を占めるまでに拡大。今回の新店でさらに売り上げを伸ばす方針だ。「塗装で地元一番店になったように、住宅屋としても1番店になりたい」(本田卓也社長)。今期は年商9億6000万円を見込む。来期は11億円、3年後には12億8000万円を計画する。

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