2010年度YKKAPの内窓「プラマードU」の販売セット数で全国1位となった富山建材(岐阜県高山市)は内窓の販売減少を見越し、エクステリアと太陽光の販売を強化。1~3月でエクステリアは昨年対比254%の売り上げを記録した。

新設したエクステリア展示場
同社は2010年度に1700窓の内窓を販売したものの、住宅エコポイントの期間短縮などが響き2011年度は1220窓に減少。さらに今年度は1000窓を目標にしている。
そこで、売り上げをカバーするため、2011年10月に本社敷地内にエクステリアの展示場をオープン。20m×30mのスペースにカーポートやウッドデッキを設置した。
「エクステリア商材を扱っているイメージがなかったため、チラシに商品情報を入れ込むと共に展示場での告知活動を始めました」(村尾泰行社長)
また、太陽光の販売も強化した。いち早く村尾社長宅に太陽光を設置してデータを集め、その情報を元に地域でどのくらいの発電量が得られるかの提案を行っている。
「高山市は降雪地域であるため、太陽光の設置がまだ少ないです。そこでホームページでも発電量のデータを公開しています」(同社長)
データ提案が功を奏し4、5月は太陽光を5件成約した。年間目標は30件だ。

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