・家守りホールディングスは建物の検査ビジネスで16億円を売り上げる
・建物の品質を第3者視点から検査するサービスが強み
・2023年には拠点を50店舗に拡大し、売上100億円を目指す
「家守り」拠点、50店舗展開へ
建物の検査ビジネスで16億円を売り上げているのが家守りホールディングス(東京都千代田区)だ。工務店やビルダーに変わり、第三者の立場から建物の品質をチェックしてくれる点が人気を集めている。竣工後の定期点検の代行やリペア提案といったアフターサービスを強化し、全国50拠点展開を目指す。
家守りステーションを全国展開することで、検査の全国ネットを構築する考え
1万棟超を診断
同社の主事業となるのが新築施工時の品質検査。基礎配管の検査から、引き渡し前の完了検査まで全10回、200項目以上の検査を32万円で提供している。全国に品質検査ができる有資格者数が311人おり、日々施工ミスがないかどうか検査が進められている。
検査数は年間1万1500棟と圧倒的。引き渡し後のクレームを減らすために第三者に診断してもらいたいというビルダー、工務店の依頼が多く、約800社と取り引きしている。「検査だけでなく3カ月に1回の勉強会を実施していることも他の検査会社との違い。竣工前の検査では日本一ではないか」と岡田浩一社長は語る。
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