・イヅミ企画は、「火災保険活用型リフォーム」で約2億円を売り上げている
・人気の秘密は申請代行。交渉や書類作成等、面倒な部分を代行
・集客のコツは、チラシとセミナー
災害時外壁リフォームに強み
神奈川県や千葉県を中心に、外壁リフォームを行うイヅミ企画(神奈川県横浜市)は、「火災保険活用型リフォーム」を2、3年前から打ち出し、約2億円を売り上げている。
年間300件弱の施工のうち、ほぼ全部が火災保険を活用したリフォームの対応。顧客の割合は戸建てが85%、アパートオーナーが15%ほど。80万~100万円が平均施工単価だ。
同社のブログ「火災保険申請日記」。
施工途中の写真や、どういう時に保険申請可能かを紹介している
人気の秘訣は申請代行
同社の特徴は、保険申請準備等の代行。同社は、ビルやアパートのオーナーが建物にかけている火災保険を生かし、災害で被った被害を積算、保険会社へ送る。その後、現地鑑定人と呼ばれる保険会社の現場確認の担当者と一緒に状況を調べ、どこまで保険が調整できるかを検討する。多くの人は負担額が0円で済み、交渉や書類作成など面倒な部分を代行してもらえる点が人気だ。
保険の請求範囲は、災害による敷地内の物置やウッドデッキの変形や打痕などさまざま。「台風やひょう、子供の投げたボールが当たったなどの理由で破損し、それで雨漏れが発生すれば保険が通り、施主負担が0になる」(田里友貴社長)

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