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被災地の商店街をボランティアで塗り替え

被災地の商店街をボランティアで塗り替え

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塗装会社で組織される日本塗り替え研究会(会長・松村秀次南部建装社長)は5月15、16日、宮城県陸前高田市にある仮設商店街のコンテナ店舗を塗り替えるボランティアを行った。全国からネットワーク会員の20名が集合し、飲食店など13の仮設店舗の屋根を塗装した。屋根には日進産業の熱を反射する機能を持つ塗料「ガイナ」を使用。松村会長は「夏場の熱さを少しでも抑えられれば」とその理由を話す。

今回の支援は、津波で店を失った店主らが再び集まって商店街を作る「未来商店街」プロジェクトをサポートするボランティア団体から、同研究会に「塗料を安く買えないか」という相談があったことがきっかけ。団体では無機質な仮設店舗に塗料で絵を描いて華やかに仕上げようとしていた。研究会はメーカーと協力し塗料を10数万円分寄付。合わせて今回の遮熱塗料による提案を行い、ボランティアが実現した。
同研究会は2008年に設立し塗装工事の研究などを行っている。

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