オーダーカーテンの製造販売、住宅改修を行う「めいくまん」(東京都八王子市)は"センスの良さ"を切り口に、主にカーテンを購入したOB客からのリフォーム受注を獲得している。
▲小物は自社デザインのオリジナル
主業務となるオーダーカーテンはヨーロッパから輸入した生地をメーンに使い、オリジナル性の高い点が特徴となっている。楽天にもショップを設けており、地域住民はもとより、遠方地からも購入依頼が入る。また、バックやペンケース、スリッパなど、小物の取り扱いもあり、これらはカーテンと同じく主に輸入生地で作った代物だ。
そうした中で、リフォーム提案を積極的に行っているわけではないが、時には大型の古民家改修や外構リフォームの依頼も舞い込む。「この会社なら良いリフォームをしてもらえそう」と顧客にイメージ付けを行い、自然と受注につながるような仕掛け作りをしている。
「小物は自社のスタッフのデザインで作ったオリジナル品ですし、店舗に展示してあるカーテンはすべて輸入生地を使ったものです。『めいくまんならセンスが良い提案をしてくれそう』と、思っていただけるようなイメージを打ち出すようにしています」(鈴木正雄社長)
リフォームの告知は年間3回、市内に配布するポスティングやOB顧客へのDMを利用して実施。ただ、チラシもあくまで、カーテンのPRが主体であり、リフォームの告知は一部分に掲載している。
「2年前からはYKKAPのMADOショップに加盟しました」と鈴木社長。内窓も取り扱うことで、窓まわりの提案を強化している。

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