緑演舎、造園家の視点で創る家

窓から見る景色を重視

　埼玉・浦和にグリーンをふんだんに取り入れたモデルハウスがある。手掛けるのはオフィスや商業施設のグリーンをプロデュースする緑演舎（東京都江戸川区）だ。軽井沢にあるような家を目指したと語る大山雄也社長に、どのような物件なのか聞いた。

軽井沢の別荘のような雰囲気を目指した

室内で楽しむ壁面緑化

　同モデルハウスは、窓から見える景色をデザインしているという特徴を持つ。

窓から見える景色をデザインしている

　例えば、北側の大開口の窓からはインパクトあるグリーンウォールを臨める設計となっている。また、南側の窓からはテラスに並んださまざまな植物を楽しむことができる。

　一方、室内にもグリーンを多く取り入れている。中でもひときわ目立つのが壁面緑化だ。通常、壁面緑化は建物の外壁に行うが、ここでは室内でグリーンを観賞するというユニークさが光る。また、その下に設置された120cmのアクアリウムも目を引くポイント。壁面緑化とアクアリウム、それぞれ異なるグリーンを楽しむことができる。