「わかりやすさ」武器に売り上げ伸ばす
キッチンやバス、トイレ、洗面化粧台といった水まわりの設備交換に特化した水まわり専門店が増えている。各店は分かりやすさを武器に売り上げを伸ばしており、店舗の拡大や新規立ち上げを進める会社が後を絶たない。
水まわりに特化した店舗が増えている
年商29億6000万円のグリーンランド(千葉県千葉市)は、水まわりリフォームの専門ブランド「リフォラボ」を展開。一号店となる成田店は、2億円台にとどまっていた店舗の年間売り上げが、「リフォラボ」の看板を掲げてから4億円台までアップ。2号店の船橋店は初年度で売り上げ3億円を超えを達成した。昨10月にオープンした松戸店は既に月商3300万円まで成長している。
各店舗は水まわりの住設機器を見て、触れたうえで検討できるように工夫されている。例えば船橋店ではキッチン2台、バス1台、トイレ3台、洗面化粧台1台を展示。松戸店はキッチン5台、バス2台、トイレ6台、洗面化粧台4台を展示しており、店内で複数の商品を比較検討することが可能だ。成田店は店内に住設機器の展示はせず、近隣にある複数のメーカーショールームを活用。
そして1店舗当たり毎月10万~20万部のチラシを配布することで、ユーザーの問い合わせや来店につなげている。

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