断熱改修、補助金提案も有効
シロアリ駆除・予防工事を中心とするテオリアハウスクリニック(東京都練馬区)は内窓リフォームを強化している。以前から行っていた床下や天井(小屋裏)の断熱リフォームと併せて提案している。今年度の断熱事業の売上高は2000万円を目指す。
天井、床下断熱、窓リフォームを提案している
写真付き施工報告書で説明
提案の工夫について、技術開発課の矢崎拓也氏は「床が寒い、小屋裏が暑いから断熱したいと問合せをいただくことが多いので、窓も併せて工事をすると断熱効果がより高くなりますと提案しています」と語る。また、施工報告書も工夫の一つだ。床下断熱はどのように工事をしたのかが分かりにくいため、写真を活用しながら施工の流れを資料にまとめている。
千葉県のある案件では、最初施主は床下と天井の断熱を希望していたが、内窓リフォームと補助金の提案を行い、床下、天井、窓の工事の受注へとつながった。補助金は国と市のものを活用。工事費230万円を180万円へと抑えることができた。「申請などは手間が多いですが、提案する価値はあります。補助金の提案をすると、断熱材だけでなく窓にも興味を持っていただくことはあります」(矢崎氏)

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