ウェブ集客月間100件超も
外壁塗装を軸に年間約6億5000万円ほどを売り上げているのがジャパネット・ハウス(埼玉県さいたま市)だ。ウェブ集客に強みを持ち、年間600~700棟を元請けで受注している。
【リポート/編集長 金子裕介】
5年ほど前からウェブでの販促を強化し、ネット経由で100件以上の問い合わせを獲得している
チラシよりウェブ
同社の集客は塗装会社では珍しくウェブ集客がメインだ。自社サイト経由での引き合いは昨年10~12月で平均50~60件。外装系のマッチングサイトを通じて月40~50件くらいあり、自社サイトと合わせるとトータルで月間100件を超える。マッチングサイトはSpeee(東京都港区)のヌリカエなどを利用している。チラシは2カ月に1回程度配布。チラシを見てウェブサイトを確認して、電話で問い合わせを受けるという導線を作るようにしている。
マッチングサイトも利用しているが、強みは自社サイトでの集客だ。コロナ禍では月40~50件の引き合い数で推移しているが、台風があった一昨年は自社サイトで月80件を超える引き合いがあったことも。引き合いに対する成約率は5~6割ほどとなっている。
施工事例2000件
これだけの集客ができるようになったのは、自社サイトが狙ったキーワードで検索上位に表示され始めたことと、池田一郎社長は話す。「例えば重要視するキーワードは『さいたま市外壁塗装』『さいたま市屋根塗装』など。これらのキーワードで検索した場合、最上位に表示されるかどうかを意識しています」

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