楽天やAmazonでサッシ販売、施工を手掛ける高山ガラス店(埼玉県さいたま市)は、昨年1~7月の楽天での売り上げがその前の月と比較して倍になった。問い合わせも同1万件増えるなど、コロナ禍で増えた換気需要を捉えた。今期からはサッシメーカーと連携し、全国での施工体制を広げる予定だ。
【リポート/編集部 高田遥介】
楽天市場の「ガラス建材の高山」では、コラムを別で掲載している
網戸だけで月200本販売
同社は10年前、楽天市場に「ガラス建材の高山」をオープン。月平均1万5000件前後のアクセスがあり、100~400件弱の販売に繋がっている。主に取り扱うのはガラス建材、サッシ。主要メーカーはYKK AP、LIXIL、三協アルミなどだ。
同社は去年、コロナ禍で一気に需要が増した換気ニーズを捉えた。前期売上高5億円のうち、楽天市場での注文による売り上げは5000万円弱。月間で1000万円売れたこともあった。アクセスも最大、月4万5000件を記録した。
「5年前の売上高は年1000万円ほど。月200万円でも売れた方だと思っていました。それが去年一気に伸びた。実はコロナが流行り始めたとき、品物が中国から届かないことが問題になっていましたが、私どもの扱っている商材ではほぼなかったのです。ですので、納期に間に合わないことがなかったのが大きかったです」(高山健市社長)

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