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外装会社の水回り店ブーム、年3000万円受注も

外装会社の水回り店ブーム、年3000万円受注も

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外装+水回りで顧客フォロー

本紙では2018年頃から、外壁会社が専門外の「水回り専門店」を続々とオープンしたことを報じた。あれから約3年。新規出店した店舗は、売り上げを伸ばすことはできたのか。真相に迫る。

【リポート/編集部 高田遥介】

平野塗装の水回り専門店平野塗装の水回り専門店。店舗内には住設機器を展示

10年以上は工事いらず

本紙2018年8月20日号1面では、外装リフォーム会社が次々と水回り専門店をオープンしたことを取り上げた。

理由は、リピーター獲得が難しいからだ。通常、外装リフォームを行うと10年以上は塗装しなくてもすむ。さらに塗料の質も年々進化している。三重県を地盤にリフォーム売上高約4億円の平野塗装(四日市市)の平野裕司社長によれば、15年耐久できる塗料も増えているという。愛知県で外装リフォームを手掛けるハウスメンテナンス(一宮市)の向井彬社長も、3年前の取材時に「良い外装工事をすればするほど長持ちするので、もう一度リピートが来るまでが遅い」と語っている。

また水回りを手掛けていないと、受注の機会を逃すことも。「施工力が高いと認めてもらえると、水回りや内装の相談をもらう機会が増えます。外装だけだと、その案件を拾うことができない課題があります」(平野社長)その結果、外装リフォーム会社は常に新規獲得向けの営業が中心となり、OBからのリピートは少ない。この課題を解決するのが、水回りリフォームだった。

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