田崎防水、雨漏り調査で受注率7割に 水をかけて雨漏りを再現

田﨑防水（茨城県下妻市）は雨漏り調査に力を入れている。同社の年間調査件数は50件、工事件数は35件。受注率は7割だ。それだけの実績につながっているのは、始めに雨漏り調査をしてから、工事をしているからだ。

6月にショールームをオープン。雨漏り調査に必要な道具や施工方法が分かるサンプルや防水材を展示している

調査を行うのは2人。1人が外部から水をかけ雨漏りを再現し、もう1人が室内で水が垂れてくるのを確認する。

「建物の作りを理解していないと水をどこにかけるべきか分からない。風が強い時や台風時の雨漏りは原因特定が特に大変」と田﨑康夫社長は話す。