水回りリフォームを中心に手掛けるクラスリフォーム(神奈川県横浜市)は業績が好調だ。2024年3月期の売上高は約7億9000万円。2023年3月期は約6億5000万円だったため、約1億4000万円増加した。「塗装の事業が増えたのに加え、水回りのリピーターが増えたためです」と藤井航専務取締役は話す。
外装リフォームビフォーアフター
同社が外装事業を始めたのは、家にまつわることをワンストップで行うため。内装リフォームとのシナジーも見込んでのことだ。例えば、始めは塗装で受注を受けて、内装もできると伝えると内装も同時にすることになった。塗装が約100万円、内装が約400万円だ。間取りの変更などを行う。「外装事業を伸ばして、水回りリフォームとの相乗効果を生み出したいです。外装会社の人は内装リフォームができないことが多いです。外装に加え、私たちはトイレやお風呂も一緒に取ってくることが多いです。また、内装ができることで、外壁の受注が取れることがあります」と藤井氏は話す。
同社は神奈川県と東京都に合計5店舗を出店していて、塗装事業を展開しているのは横浜支店と世田谷支店だ。2023年1月から外壁事業を始めて1年以上が経過した。現在は全体の売上高の約10%を占める。

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