Vol. 44
外装事業を手掛けるIPS(埼玉県上尾市)は、DX化に力を入れている。その結果、残業はほぼない。職人含めた全社員が週休2日で働いている。2023年8月期の売上高は約3億円。
「DX化は営業3人、事務3人、職人1人の少ない社員数でも売上を達成できた要因だと思います」と梅村幸司社長は語る。梅村社長の元で働いている成瀬大輔店長は「DX化に力を入れる前は、凄まじい残業時間と休日出勤だったのですが、現在はほとんど残業をしていません」と話す。
職人管理をデジタルで
アンドパッドを使って業務をしている様子 画面の半分に工程表、もう半分に工事物件を、細長いモニターに映して作業をしている
同社の個人顧客向けの塗装事業の売上高は約2億2500万円。塗装の平均単価は130万円。上尾市を中心に年間110棟ほどを手掛ける。外壁の塗装に加え、屋根の張替えやカバー工法を行った場合の平均単価は200~300万円。年間40~50棟を手掛ける。ハウスメーカーの下請け工事の売上高は約7500万円。

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