知多半島の地域工務店7社が集まり、企画した住宅合同展示場「なないろHousing Gallery」が4月19日、知多半田駅から車で8分の場所にグランドオープンした。
プロジェクト名は「なないろHousing Project」。同日オープニングセレモニーを開催し、プロジェクト会長の豊和住建(愛知県大府市)の川口由洋社長は挨拶で「プロジェクト名の『なないろ』は7社が1つにまとまって、7色の虹をかけるということ。それぞれの色には幸福や成功など、次の未来への架け橋の意味がこめられている」と話した。
セレモニーには久世孝宏半田市長(左から4人目)も参加した
10時から開催されたセレモニーには久世孝宏半田市長やJKホールディングス(東京都江東区)吉田輝常務執行役員らが来賓として参加。最後にはテープカットが行われ、事業者向けの見学会が開催された。
500坪の敷地面積がある展示場には参加した7社がモデルハウスを建築。「スマートシティ」をテーマに構築しており、例えば、豊和住建のモデルハウス「是家」は断熱性能がHEAT20のG2グレードで耐震等級3の家となっている。一方、知多ホーム(愛知県常滑市)は移動可能な家をコンセプトに、トレーラーハウスやユニットハウスを組み合わせたモデルハウスを建築した。
500坪の展示場に参加した7社が「スマートシティ」をテーマにモデルハウスを建築
プロジェクトに参加した1社である平松建工(愛知県東海市)の平松利彦社長は「自分らもモデルハウスを建築して販売してきたが、そこから受注につながるのはせいぜい年間3、4棟。今回のプロジェクトでは1年で10棟の受注を目標にしたい」と話す。
今後は定期的にイベントも開催。同取り組みで地元工務店の知名度を向上し、30%に満たない地域工務店シェア拡大を目指していく。
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