LOOPLUS(ループラス・神奈川県横浜市)は、横浜市を中心にユニットバスの交換など水回りリフォーム事業を手掛けている。前期売上高は1億9700万円で、今期は2億3000万円を見込む。創業6期目ながら粗利率は27%程度で安定している。その理由は、従業員が営業・施工・事務管理の業務を横断してこなせる体制作りにある。
最短2日間でバス交換、差別化に
施工まで内製化
同社は年間施行件数約180件のうち、ユニットバスの施工が受注案件数の7割程度を占める。今期はユニットバスだけで月に10件ほど、年間で約120件を受注する見込みだ。
安定的に粗利率27%程度を維持している理由は、「外注の方を呼ぶ場合もあるが、営業から施工までを自社でほとんど内製化している」からだと大内泰我社長は話す。
「多能工という言葉がありますが、一般的にユニットバスの解体、組み立て、電気・水道工事などさまざまな施工ができる職人さんをそう呼ぶと思います。そのような『施工の幅・種類』を縦軸と捉えた場合、横軸には施工・営業・事務管理などの業務が並ぶ。弊社では縦軸も横軸もかけ合わせてできる人が育っているのが特徴です」(大内社長)

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