特集◆ DIY&カスタマイズ
《小売》 プロトリーフ
DIY用のアイテムだけを取り扱う小売店も登場してきている。
先月、東京都世田谷区にオープンした「tukuriba(ツクリバ)」は、塗料や壁紙など約1000種の住宅資材を販売するショップ。ターゲットはプロユーザーではなく、自宅を自分でDIYしたり、カスタムしたい女性だ。

室内をリフォームしたりインテリアを作ったりできるDIY用アイテムの専門店「ツクリバ」
運営するのは園芸資材の販売を手掛けるプロトリーフ(東京都港区)。女性のDIYが今後増えていくと見込み、新業態にチャレンジした。佐藤祟嗣社長は、「自分にとって住み心地の良い家を自分で作るというスタイルが女性を中心に広がってきています。そのような方たちが気軽に来店しやすい店を作りました」と話す。
店内のスタッフは全員女性というこだわり。さらに、工具も女性が持ちやすい小型で軽量のものを取り揃えるなど工夫されている。
取り扱いアイテムは多岐にわたる。塗料、壁紙の他、ドアノブ、材木、棚、タイル、スイッチプレートなど。さらに、のこぎり、はけ、かんな、ドリルなどの工具も豊富だ。

室内塗料など販売アイテム数は1000種
これらの材料を使って、作業できる「ワークスペース」も3部屋用意している。最大で30人が利用することが可能。料金は1時間1000円。1人でも仲間同士でも楽しめる。材料の持ち込みも可能だ。

ワークショップスペースも1時間1000円で提供
その他、「niwakura」というコーナーではDIYでは不可能なリフォームに対応する。
初年度の売上高計画は8000万円。今後2年間で同様のショップを10店舗出す計画。

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