年間17億円を給湯器の工事で売り上げる近畿ライフサービス(大阪府吹田市)。同社は10年ほど前にネット販売を開始したことで、売上高2億円未満から急激な成長を遂げた。現在、受注のほとんどをネット経由で獲得している。
お湯がすぐ出る「キンライサー」という販売サイトを運営
受注の6割超はメールで完結
同社の年間工事件数は1万件を超える。この膨大な件数をこなせる1番の理由は、現地調査を省略できる仕組みづくりだ。
見積もりの作成は、電話でのヒアリングと写真を元に実施。写真は、本体やその周辺、配管などの設置環境が分かるもの3、4枚をユーザーからメールで送ってもらう。依頼の6、7割が現場に行かずに、電話とメールのみで受注まで完結する。

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