住宅設備をネットで注文する「交換できるくん」グループとして2021年に設立したKDサービス(東京都渋谷区)。現場力とITを武器に賃貸管理会社やビルダーなどに対し、住宅設備の交換や修繕を提供している。営業から緊急対応、施工実務までを委託してすべてを担う同社の佐藤浩二社長に、事業の詳細を聞いた。
住宅設備リフォームの非効率をDXでスムーズに
住宅会社のOB客リフォームも視野
佐藤浩二社長
──「住宅設備リフォームの非効率をDXでスムーズに」を合言葉に事業展開されていますが、そのねらいとは?
賃貸物件の管理会社では、入居者から不具合の連絡があると出向いて、後日改めて見積もりを出してオーナーがOKすれば修理、というのが通常の流れです。でも、コスト面や入居者の利便性などを考えると、これはスマートじゃない。そこをわれわれはITを使って、もっとスムーズに修理を完結できますよということです。
──今まで、入居者が修理を依頼しても管理会社がすぐ対応してくれないなどといった声もよく聞きます。
管理会社によるとは思いますが、満足度を高くしようというオーナーの意向が強ければ、すぐ行くところは多いでしょう。逆に、横柄に管理しているところは、当然入居者の満足度やオーナーの評判、稼働率も下がっていますよね。

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