デザイン、メンテなどが指標
団地の「優等生」をつくろうと、「評価基準作り」を進めているのが団地再生事業協同組合(東京都港区)だ。
昨年改修した神奈川県の団地(1)
名称は「三つ星」団地。評価ポイントは専有部のデザインやメンテナンスだけではなく、管理組合が今後について議論しているかや積立金額、日照時間、緑化率も評価する。
金丸典弘理事長は「風通しの良さや静かさなど五感で感じる心地よさは団地ならではの魅力。これらは一般的に不動産の評価にはならないが、この基準では評価する。今までにない評価軸を設けることで団地の見方が変わってくれたら」と話す。「団地は構造体としての質は高く、長い間大事に使われているものも多い。一室だけ良ければいいのではない。40~50年大事にしてきたものを評価していく」
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