断熱で体温上昇、肌乾燥防止の効果

「ストレス解消」も

　暮らしかた冒険家の伊藤菜衣子氏は2月22日、「エコハウス居住者体験談」と題したトークイベントを行い、断熱で暮らしが変わることなどについて論じた。同イベントはHEAD研究会エネルギータスクフォースが主催する「断熱展」にて行われた。

暮らしかた冒険家　伊藤菜衣子氏

　伊藤氏は札幌の家を断熱でリノベーションした例を紹介。「無意識のストレスさえ解消してくれるのが高断熱高気密の家。体温が上昇したり肌の乾燥を防いだりさまざまなことがあります」と話した。

　外気温が氷点下を下回る中でも室温は、5日間不在時15℃、2週間不在時7℃という測定結果を示した。「改修後、薪ストーブ1台だけで暖かい。人が集まれば約20℃まで上がります」