徳島県県土整備部住宅課では"まったなしの耐震化"を掛け声に、住まいの耐震化事業に力を入れている。耐震診断を自己負担3000円(一部市町は無料か半額)で受けられるほか、耐震工事として、
- 本格的な耐震改修
- 部分的な補強
- 建て替え ―――3つの支援事業を用意している。

「住まいの安全・安心なリフォーム支援事業」のパンフレット
そのうち、部分的な補強をして"命だけは守りたい"という世帯のための「住まいの安全・安心なリフォーム支援事業」は、昨年7月にスタートした新しい補助事業。簡易な耐震化工事とあわせて、省エネやバリアアフリーなど他のリフォームも一緒に行うことができ、補助金対象となることが特徴だ。補助金額は工事費用の2分の1以下、40万円が上限。
昨年度は県内66戸がこの補助金事業を活用し耐震化工事を行った。今年度の県の予算は約2億2000万円で、「住まいの安全・安心〜」事業で400戸、本格的な耐震改修事業(補助金上限60万円)が100戸を予定している。

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